定年を迎えて仕事を引退したタイミングは、終活のスタートにも適しています。
仕事を引退すると生活スタイルが一変し、1日の大半が自由に使えるようになります。
今まで仕事をしていた時間をこれから先の人生について考えるために充て、その結果を終活として残していくのがいいでしょう。
同級生や友人、配偶者など身近な人の死は、自分の死を意識する大きなきっかけになります。また、実際に死後の手続きを経験することで、今までとは異なる考えを抱くようにもなるでしょう。
身近な人の死をきっかけに感じたこと、考えたことは、そのままご自身の終活にも繋がっていきます。
大きな病気を患った時、人はただ気弱になるだけではありません。多くの方が万が一のことを考え、家族のために終活をスタートされます。
ご自分の兄弟・親戚の病気をきっかけとして、自らの死や残される家族のことを考え始める方もいらっしゃるでしょう。
ご自分のものにせよ近しい方のものにせよ、大きな病気は終活の1つのきっかけとなります。
考えたくないことですが、死は老いや病気に関係なく突然訪れることもあります。そのため、終活開始は年齢で考えるのではなく、思い立った時がベストなタイミングといえるでしょう。
早ければ早いほど、気持ちに余裕をもって様々な選択肢を模索することも期待できます。
上記であげたタイミングでなくても、「終活について興味をもったとき・必要性を感じたとき」が終活を始めるタイミングです。